読書感想文②

登記チームの岡田です。

 

読書の秋ということで、読書感想文第2弾になります。

 

読書の秋といっても最近はあまり読書の時間を作ることができず、読みたいのに読めない本たちが本棚で私を待っている状態なのですが、割と最近読了したもので印象に残っている作品について、感想文というより紹介したいと思います。

 

夕木春央の「方舟」「十戒」

どちらの作品も一言で言えば、「大どんでん返し」という感じで、
ラストで思わず「え、えぇ?え?うそでしょ?」となります。

読書感想文と言っても、詳細に書きすぎると内容がわかってしまうので、うまく書けないのですが、前回読書感想文でのせた湊かなえの人間標本もそんな感じでしたが、予想を裏切ってくるミステリー小説が好きなので、私にはとても刺さった作品でした。

 

方舟は、閉じ込められた空間で1人が犠牲になれば残りの人たちは脱出できる。そんな中で殺人事件が発生。犠牲になるべきなのはその犯人だと全員が思う中で、次々の殺人が・・・。誰を犠牲にするのか・・・。

 

十戒は、これまた脱出のできない島で、殺人事件が。犯人を捜そうとすれば全員を殺すとメッセージが・・・。犯人を捜すのか?犯人に従うのか?

 

どちらの作品も人間生き延びるか殺されるか、そんな極限状態ならそう考えるよな~そうなるよな~と読み進めていた矢先、まさかの展開に度肝を抜かれ、別々の作品ではありますが、方舟→十戒の順で読むことによる驚きものもあって、2冊一気に読んでしまいました。

 

ハッピーエンドとは言えないので、もちろん好みはわかれるのかもしれませんが、ミステリー好きは読んでみてほしい2冊です。絶対に裏切られます。うん。

 

読書に没頭している瞬間は日常を忘れられる瞬間でもあるので、せっかくの読書の秋なのでいろんな本を読んで、また人に読んでみてほしいと思えるような本に出会いたいなと思います。

 

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