仕事のつぶやき

登記チームの小幡です。

いつもしょうもないブログばかり書いておりますが、

たまには真面目に仕事の事を書こうと思います。

 

私たち登記チームは、売買を原因とする所有権移転の登記が大半をしめます。

マイホームを建てるために土地を買う、というようなケースです。

その場合、売主さんの必要書類は実印・権利証・印鑑証明書などです。

ただし売主さんが亡くなっていて相続財産管理人がついていたり、

破産管財人がついていることもあります。

そのような場合、権利証を法務局へ添付する必要はなくなりますが、

代わりに家庭裁判所からの許可書や選任の審判書などが必要となります。

 

また売主さんが在外邦人の場合は、住民票や印鑑証明書の代わりに

在留証明や署名証明などが必要となります。

日本には当たり前に存在する「住民票」や「印鑑証明書」などのシステムや

概念そのものが海外の国によってはそもそも存在しないところもあるためです。

また住所登録のシステムはあっても「〇〇国〇〇州」くらいの

ざっくりした登録の国もあるそうです。

日本は「新潟県新潟市中央区山二ツ5丁目2番25号」など

詳細に登録するのが当たり前なので驚きですね。

海外の人から日本人は「マジメ」とイメージされる理由も納得です。

 

このようなレアケースは司法書士と調べながら慎重に進めていきます。

自分にとって初めての案件やレアケースは特に緊張しますが、

無事に登記がおわった時は心からほっとします。

 

ちなみに人間が勉強中に眠くなる理由は、

脳は睡眠中に記憶が定着することを知っていて、

自分の許容範囲を超えて知識を吸収しようとすると

一旦眠って記憶を整理・定着させよう!とするんだそうです。

なのでお昼ご飯の後に難しい案件を考えていて急に眠気が襲ってきたときは

「小幡の脳みそもがんばってるんだなぁ」と思いながら

お菓子をたべて眠気を紛らわします。

もしかしたらただお腹いっぱいで眠いだけかもしれません😏

 

9月は案件が多くなる月なので、

最近はまっているヤクルト1000を頼りにがんばります!

 

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